先日、パワハラについてご相談いただきましたが、多くの人が信じているパワハラについての誤解を感じました。
「被害者がパワハラだ、不快である、と感じれば、それはパワハラである」
という説。
パワハラが、
「受けた本人が不快だと感じればセクハラだとされる可能性が大きい セクハラ」
と混同されているための誤解だと思われます。
なにかにつけパワハラだと言われたら、おちおち後輩の指導もできない、と窮屈に感じる方も多いのではないでしょうか。
セクハラとパワハラは、言葉は似ているけれど、別物です。
すごく大雑把に言ってしまうと、セクハラは業務とは関係ないところで発生します。
一方でパワハラは業務上必要で発生するトラブルですから、業務上行われる注意、指導と、違法性が認められるパワハラとを区分する必要があります。
セクハラは男女雇用機会均等法に基づいて設けられた指針であり、
パワハラは社会通念上、許される範囲を超えるかどうか、総合判断によって区分がなされています。
そもそもパワハラを防ぐためには、その職場におけるコミュニケーション不全の解消が最大の課題です。
「老齢年金をもらっているんですが、失業給付をもらうと年金が停止になるんですか?」
というご相談をいただきました。
ご自身でいろいろと調べたところ、様々な情報が出てきてわからなくなってしまったそうです。
退職後に雇用保険の失業給付(基本手当)を受給するとき、60歳から64歳の人は特別支給の老齢厚生年金との併給はできず、失業給付を受けている間、特別支給の老齢厚生年金は全額支給停止となります。
60歳前半の人は、失業給付と年金は同時に受け取れない、というのが一般的な解釈です。
しかし、その方が受給しているのは「繰上げ支給」といって、65歳から受け取れる年金を、前倒しで受けているものでした。
この場合は、失業給付との調整はされず、同時に受け取ることができます。
個人の事情を聞いてみないと、特に年金に関することは聞き方によっては答えが大きく異なってしまいます。
わからないことは、一般論で解釈せずに、自分の場合はどうだろう?と専門家に聞いてみましょう。
花粉症がつらいとき、あなたはどんな対策をしていますか?
病院での治療は基本的に対症療法です。
症状を取ることが治療の中心ですから、病気の根本的な治療、解決につながっているとはいえません。
花粉症でたとえると、抗ヒスタミン剤を毎年使うことなどが対症療法です。
私たちが払う医療費は大抵3割、残りの7割は、私たちが支払っている保険料ですので、病院にかかる人が増えれば当然保険料も上がる可能性があります。
花粉症に限らず、健康な体づくりをしてみませんか?
たとえば、免疫力を高めると言われている栄養素をしっかり摂る。
花粉症でいえば、鼻の粘膜を強化するためにビタミンAを摂るなど。
かぼちゃ、ニンジン、モロヘイヤ、 アスパラガス、枝豆、小松菜、、、などなど。
根本的解決につながる対策で体を強くすれば、医療費の軽減につながり、膨らみ続ける社会保障費を減らせるかもしれません。
健康は社会人として自己責任ともいわれていましたが、長時間労働が睡眠時間を少なくしたり、ハラスメントなどの職場環境がストレスになることを考えると、職場の環境は、個人の健康に大きく影響します。
健康は、個人のセルフケアと職場環境が同じくらい大切です。
健康経営は、会社のためになるばかりでなく、従業員のため、税金のため、コストをかけずに始められる素晴らしい取り組みだと思っています(^^)/こんなときはご連絡ください。
未来社会保険労務士事務所
まずはお気軽にお問合せください。
電話番号:090-1813-2013
所在地 :東京都北区王子6-2-6-201
定休日 :土日祝